DMATによる首都直下地震時医療活動訓練の一環として非常時における通信確保の実証実験に参加しました。
株式会社ファーストパーソン(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:米村直樹、以下FPi)は、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(所在地:奈良県生駒市、学長:横矢直和、以下、NAIST)との共同研究に基づき、神奈川県庁、横浜市役所等で開催された、首都直下地震を想定した大規模地震時医療活動に関する総合的な実動訓練※1にて、災害派遣医療チーム(以下、DMAT ※2)の通信環境確保をするための実証実験に参加しました。
実証実験では、NAIST 所有自立式車載型衛星通信システム(以下、曼陀羅号)※3 にて提供する衛星回線サービスの利用範囲を広げるため、曼陀羅号停車場所と災害派遣医療拠点を複数の無線伝送装置で接続し、災害派遣医療拠点に安定したインターネット接続、テレビ会議や電話が利用できる環境を提供しており、FPi は曼陀羅号と災害派遣医療拠点の冗長構成ネットワーク構築に貢献しております。
※1「令和元年度 大規模地震時医療活動訓練について」は以下をご覧ください。
http://www.bousai.go.jp/kohou/oshirase/pdf/daikibokunren.pdf
※2 災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム。
Disaster Medical Assistance Team
http://www.dmat.jp/
※3 災害発生時の非常用回線を目的とした、衛星回線を利用してインターネット通信が可能となるシステム。
https://itcw3.naist.jp/topics/2014/08/29-167.html