「大規模地震時医療活動訓練 in 館山」のオフグリッド診療コンテナ等の実証訓練に参加しました。

内閣府が主催する「大規模地震時医療活動訓練」にあわせて、2024年9月28日に行われた「大規模地震時医療活動訓練 in 館山」のオフグリッド*1 診療コンテナ等の実証訓練にて、奈良先端科学技術大学院大学(以下、NAIST)とFPiは、共同研究契約に基づき、静止衛星回線および低軌道衛星回線をDMAT隊員が意識することなく利用できるネットワークシステム、およびメッシュネットワークによる両衛星回線の利用範囲拡大の実証実験に参加しました。
これにより、災害現場と⼤学病院の間での医療データの送受信や、災害現場と⼤学病院とのリモート会議で、医療⽅針の決定などが⾏え、災害時の初動医療体制の拠点として機能することが実証されました。

FPiは、本ネットワーク構築に関して貢献しております。なお、大規模地震時医療活動訓練 in 館山」のオフグリッド診療コンテナ等の実証訓練については、以下のURLを参照してください。
*1:オフグリッドとは、電力会社の送電網(グリッド)に接続されておらず、自立した太陽光発電、風力発電など電力を自給自足している状態を指します。

スカパーJSAT株式会社:電力自給型コンテナ等によるオンライン遠隔診療の実証を衛星通信で支援
~大規模地震時医療活動訓練in館山~
https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/241003.html

朝日新聞デジタル:運べる「診療室」で遠隔医療 館山で災害時の有効性を訓練
https://www.asahi.com/articles/ASS9X4CPXS9XUDCB001M.html

NHK千葉 NEWS WEB:災害時に衛星通信通じ医療情報共有する実証実験 千葉 館山市
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20240928/1080024336.html

(上2枚 写真提供:スカパーJSAT)